さてさて、先日に引き続き、キャラクターイメージエピソードその2。
なんかメインが別の人になっちゃってる気がするけど。
今回は大幅に時を遡って。とある日、知る人ぞ知る狩猟団「雪月花」が出来る前。
バルバレ集会所にて。
カザミネ 「よ、相変わらず今日も独りか?」
リッカ 「パーティを組むのは素材集めの時くらいよ。・・・今日はあの馬鹿は一緒じゃないの?」
カザミネ 「ん?気になるのか?(ニヤリ)」
リッカ 「・・・。(睨み)」
カザミネ 「(目逸らし)あいつなら、一人でブラキディオス狩りに行ったぜ。オトモ付きだけどな。」
リッカ 「は?!この間素材集めに付き合わせておいて、何でまた行ってんのよ?!」
カザミネ 「だからだろ。一人で狩れなかったから、一人で狩りに行ったんだ。」
リッカ 「あの馬鹿の腕じゃ狩れない。それくらい分かってるわよね。」
カザミネ 「あぁ、ボロボロになって帰ってくるだろうな。」
リッカ 「(胸ぐら掴み)平然と、何言ってんのよ・・・!」
カザミネ 「無茶はしないと約束してる。ベンケイとヨシツネもいるしな。」
リッカ 「一人で行く事自体が無茶なのよ!狩場じゃ何があっても文句は言えないのよ!?」
カザミネ 「それにな、あいつは一度は一人で狩ってる。運も実力の内って言うだろ?」
リッカ 「そんな風には見えなかったけど?」
カザミネ 「パーティ戦は苦手だからなぁ、あいつ(苦笑)」
リッカ 「何を呑気な事を・・・」
カザミネ 「ところで、そろそろ手を離してくれないか?このままじゃ狩りに行けないんでね。」
リッカ 「(手離し)・・・狩りって・・・よく見たら、いつもと違う虫ね。」
カザミネ 「打撃虫ヴァンリエールだ。ちょいと試してみようと思ってな。それじゃあな。」
リッカ 「(気に食わない奴・・・)」
後日、カザハナ宅
リッカ 「分かっててボロボロになってるんだから世話が無いわよね。」
カザハナ 「あはは・・・でも見舞いには来てくれるんだ?」
リッカ 「文句言いに来ただけだから。わざわざ作るのを手伝わせた武器も置いていくし。」
カザハナ 「えーっと、それは・・・」
リッカ 「納得いく理由を説明して貰いましょうか?」
カザハナ 「いや、完全に自分のエゴだし、納得出来る様な説明は・・・」
リッカ 「・・・。(睨み)」
カザハナ 「(溜息)・・・パーティ戦を考えるなら、装備は少しでも強い方が良いと思うんだ。
でも、自力で手に入れた強さじゃないと・・・自分の手に余る強さは、使い続けちゃいけないと思う。
それに・・・そうじゃないと、自分はきっと太刀を使い続けられなくなる。」
リッカ 「・・・なんで太刀なのよ。
『己が気を高め、刃と一体と成す。刀身一身、その刃に断てぬものなし』、それが太刀でしょ?
あんたに向いてると思わないけど?」
カザハナ 「(苦笑)それ、昔ミネにも言われたなぁ。『そんな弱気じゃ、斬れるもんも斬れないぜ』って。」
リッカ 「・・・。」
カザハナ 「でも、だから太刀にしたんだ。気の迷いは刃が教えてくれるから。
いや、それ以前にリーチとか機動力とか、色々打算的理由もあるけど・・・(ごにょごにょ)」
リッカ 「・・・はっきり言いなさいよ(怒気混じり)」
カザハナ 「り、理由はどうあれ、最初に太刀で狩れるようになるって決めたから。
・・・太刀で狩れる自分でないと意味が無い。」
リッカ 「・・・。(背向け)」
カザハナ 「あ、もう帰る?」
リッカ 「いつも言ってるじゃない、『ハンターに休日は無い』って。こんな所で油を売ってられないのよ。」
カザハナ 「あ、はい、すみません・・・。」
リッカ 「じゃあね、馬鹿カザ。」
カザハナ 「(・・・あれ?初めて名前呼んでくれた??)」
更に後日、バルバレ集会所
カザミネ 「お、今日は珍しくパーティー帰りか?」
リッカ 「ただの素材集めよ。・・・・・・(ちら)」
カザミネ 「あいつなら、そろそろ狩りに出られそうだぜ。」
リッカ 「・・・何も聞いてないんだけど。」
カザミネ 「聞きたそうに見えたけどな?(ニヤリ)」
リッカ 「・・・。(睨み)」
カザミネ 「(目逸らし)で、一体何の素材集めだ?何なら手伝うぜ。」
リッカ 「もう集まったから。」
カザミネ 「ん、そうか。じゃあ自分の狩りに行くとするか。」
リッカ 「・・・ねぇ。」
カザミネ 「ん?」
リッカ 「もうじき、HR上限開放クエストに挑むから。」
カザミネ 「ガンナーで挑むのか?弾切れがキツいと思うぞ?」
リッカ 「ガンナーとして狩らないと意味が無いのよ。それと・・・」
カザミネ 「?」
リッカ 「HR上限開放したら入るから、狩猟団。」
カザミネ 「・・・は?」
リッカ 「あなただけに、あの馬鹿は任せられないから。」
カザミネ 「・・・それは所謂ツンデ、ぶっ!?」
リッカ 「あと、あの馬鹿には言わなくていいから。」
カザミネ 「・・・お前、いきなり顔面パンチ食らわす奴はもてないぞ・・・」
リッカ 「まだ殴られたいのかしら・・・(怒気混じり)」
カザミネ 「わ、分かったからその手を降ろせ!;」
リッカ 「無駄に関わられた以上、何かあったら目覚めが悪いのよ。」
カザミネ 「まぁそういう事にしておいて・・・いや、何でも無いぞ?」
リッカ 「・・・とりあえず、その前にまだ準備があるから。言いたい事はそれだけよ。それじゃ!」
ではではっ!
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